人が他人に期待することについてピグマリオン効果(ローゼンタール効果とも呼ばれている)というものがあります。
心理学者ロバート・ローゼンタールの有名な実験です。
どういうものかというと…、
小学校でハーバード式学習能力予測テストと名づけた普通の知能テストを行います。
その後、そのクラスの担任教師に、あなたのクラスに素晴らしい素質を備えた子どもがいることを伝え、その子たちはもっとも伸びる可能性を持っていると伝えます。
さらに、心理学者たちは教師に以下のことも伝えます!
・その子たちに決してそのことを伝えないこと
・その子たちに教える時間を増やしたり減らしたりしないこと
・さらに自分たちは上記の事を監視していること
1年後に再度同じ知能テストを行ったらその子たちの知的能力はズバ抜けて良くなっていました!
実は当初、心理学者たちはクラスの中で無作為に選んだ平凡な成績の子たちを教師に伝えたというのです!
Wikipediaによると『ローゼンタールによる実験の方法をめぐっては批判もある。現在でも激しい議論がなされている』とのことです。
ピグマリオン効果をひとことで表現すると『人間は期待された通りに成果を出す傾向があることの現れ』とされていますが、ぼくはこれを自分なりに解釈して、
この期待する力をさらに推し進めていくと…、
「だまされても良いと思うほど信じる力」
ということになるのだろうと考えています。
教師が教え子へはもちろんのこと
親が子供に
上司が部下に
社長が社員に
監督やコーチが選手に
先輩が後輩に
夫婦どうしが
だまされても良いと思うほど人を信じられれば、相手は伸びると思いますし、それ以上に最終的に自分自身が幸せになれます!
せんえつながら、ぼくはこれを身をもって体感しているので、このことを自信を持ってお伝えすることができます!
今日もここまで読んでくださってどうもありがとうございました。
みなさんにとって今日もたくさん期待できることがありますように(*゚▽゚*)
P.S.
「だまされても良いと思うほど信じる力」と書きましたが、ピグマリオン効果の実験では教師達は完全にだまされていたのですよね(^0^;)