岩田さんのことを「今日のダーリン」で思い出し…

「ほぼ日」の「今日のダーリン」という糸井さんの日替わりエッセイ的な文章に、天才プログラマーで任天堂前社長で一昨年とても多くの方々に惜しまれて他界された故岩田聡さんとの、なにげないけれど心に残る思い出を書かれていました。

 

岩田さんと糸井さんはとてもとても仲が良く、お互いを尊敬し、信頼し合っていた本当の意味での親友だったのだと思います。糸井さんが「ほぼ日」をはじめた頃に岩田さんとのご縁で「糸井重里のバス釣りNo.1」と「糸井重里のバス釣りNo.1決定版!」という釣りのゲームの開発を5年間もご一緒させていただいていたので、当時のことはよく覚えています。

 

そのときのことで、岩田さんとのエピソードを思い出しました。

 

当時も岩田さんは、

とてもお忙しかったと思いますが、

バス釣りゲームのプロデューサーとして、

毎週のようにウチの会社に

来られていました。

 

その日ぼくは岩田さんが

会社に来られていることを知らないで、

 

おなかが減っていたので、

「腹ヘリの花が咲いたよ~」

という脳天気な替え歌を歌いながら

開発室のドアを開けたら、

岩田さんが来られていて(^0^;)

 

岩田さんはぼくを見て

思わず吹き出してしまったことがあり、

そのときのことを思い出しました。

 

岩田さんは、

いつもにこやかながら常に冷静で、

笑っても目の奥は笑っていない

といわれていたのですが、

そのときはぼくのあまりのバカさに

心の底から目の奥まで

笑っていらしたと思います。

 

 

それから、

やはり虫の知らせというか

そういうことってあるんだなぁと

思ったことがありました。

 

岩田さんが亡くなられた

2年前の7月11日に、

ぼくはもう滅多に行くことのない

京都に偶然にもいたのです。

 

たぶん10年以上ぶりくらい

だったと思いますが、

BitSummitという

インディペンデントな

ゲームの展示会のために京都にいて、

 

さらに、その展示会に来場されていた

任天堂の方と岩田さんのことを

お話ししたりしていたのです。

 

翌々日…東京にもどってきて、

岩田さんが急逝されたことを

ニュースで知って愕然としました。

 

もしかしたら岩田さんが

『最後にまた笑わせてくださいね』

ということで

呼んでくださったのかもしれないと

思いました。 

 

できることなら、

また岩田さんの笑顔が見てみたいです。

 

 

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

今日の東京は晴天です!

みなさんにとって今日も思いっきり素敵なことがたくさんありますように(^∧^)