『社長も投票で決める会社をやってみた』の中で、ダイアモンドメディアの武井浩三さんは『マネジメントの本質は「引く」ことだと思っている。いい会社、いいマネジメントほど、ムダなことをやらないムダなものを持たないということを徹底している』と書かれています。
さらに、
『ホラクラシーのような生物的組織において、もっとも邪魔と言うか障害になるのは経営者のエゴだと思っている』
とも書かれています。
そうなんです!大いに共感しました!
なんども書かせていただいていますが、
自分がこの会社の社長として偉そうにして、部下に余計なことばかり言っていることが、この会社がアカンようになる(なぜかココだけ関西弁(^^ゞ)もっとも大きな原因だと思うに至ったぼくは、
その後、20年以上続けてきた株式会社ダイスクリエイティブというゲーム開発会社の借金や株の持ち株比率などを整理して、1年後に2社の子会社をつくって、ダイスクリエイティブの取締役に各社の社長になってもらい、ほぼ完全な自主経営をしてもらっています。
分け方としては、それまでの部門であり、気の合うメンバーをそれぞれ会社にしてもらった感じです。
またなにかと合理的だと思われる合同会社にしました。
以下の2社です。
ぼくの私見が入らないように、各社のWEBページから文章をそのまんま引用させてもらいました。
小さい案件・こまかいところこそ大切にします
お客様も営業も開発の現場も全員がひとつのチームです
地方や異なる業種間の交流・連携を大切にしています
ミニゲーム提供・開発
つかいがって設計
文章・マンガの制作
各種協業
モノを作る事が好きなメンバー、フリーランスの集まった会社です。 ゲーム規模に合わせて、企画、開発、運営を一貫して行えます。 協業、開発のお手伝いも行っておりますのでお気軽にご相談ください!
26年にもおよぶゲーム開発歴を誇るダイスクリエイティブの開発部門を子会社化!
企画・開発・運営・デザイン・サウンドをワンストップでご予算に合わせてチームビルディング致します。
2週間から月に1回程度の頻度で、グループ3社が集まってお互いの近況報告会を行っています。
zoomも多用します。
時間は1~2時間程度。
報告のフォーマットはとくに決めておらず、近況を報告し合います。
困っていることがあって、アドバイスが欲しい、助けて欲しいという場合には、アドバイスをしたり、具体的に相談にのったり、借入の連帯保証人になったり、それでもどうしても足りない場合は、お金を貸借貸しあったりすることもあります。
一昨年、2社の内1社が、大手案件の契約直前での先方の一方的な都合によるキャンセルにあい、経営危機に陥ったときにはさすがに、頻繁に会議を行い、可能な限りの経済的支援と、熱心なアドバイスを行ったりもしましたが、
常に判断は子会社の社長に委ねていたつもりです。
当事者の社長に対して、
危機的な情報こそメンバー全員で共有した方が良い!
こういうときこそ得意分野に特化した方が良い!
とにかく君を!君たちを信じている!
必ずうまく乗り切れることを確信している!
ということを、
自分もビビリつつも、それをひた隠しにして(^0^;) なんども伝えていた記憶があります。
おかげさまで、
彼らの鋭意努力によって業績は回復し、それ以前よりも彼ららしい仕事ができる状態になってきていると思います。
その上、2社ともホラクラシー的になってきているように思います。
長くなるのでこの話はまたあらためてにしますね!
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
みなさんにとって今日も良き気づきや信じられることがありますように(*゚▽゚*)
P.S.
そこで、大変勝手ながら「『社長も投票で決める会社をやってみた。』をベストセラーにする会!」を立ち上げたいと思いました!