先日、数人の小学生と雑談をしていて、
その前がどういう文脈だったか忘れたが、
軽い気持ちで
「オレなんかうんちだしヘンタイの極みだもんなぁ」
的なことを言ったら、
近くにいた不登校の高学年の子が、
『わかってるんだ!?それならやめればいいのに!』
と言うので、
ぼくは冗談っぽく、
「あんがい君もヘンタイだったりして( ´艸`)」
と言ったら、
ぷいっとそっぽを向かれてしまった。
ぼくはある意味「ヘンタイ」という言葉は「レアキャラ」に通じる言葉だと思っていて、
むしろ褒め言葉的な意味合いを含んでいると思っているのだが、
彼にはそれが通じなかったのだと思う。
悪いことをしたと思ったが、
通じないのも当たり前だとも思った(^0^;)
なぜならば、先日オンラインZoom配信で参加させていただいた、
~みんなの学校、みんなの社会第4弾!!~『みんなちがってみんなイイ!@飯塚嘉穂劇場』で、
麹町中学の工藤校長が語っていたことを思い出したからだ。
麹町近辺の公立小学校では高学年になると中学受験が熱心で、
子どもたちは信じられないくらい長時間受験勉強していて(させられていて!?)猛烈に忙しいという。
さらに、学校では出る杭は徹底的に打たれる!
少しでも人と違って目立つと、出る杭とみなされて徹底的に打たれてツブされてしまうのだという。
つまり、心理的安全性がない状態で、
さらに、中学受験に失敗し、自信を失い、空気を読みまくる子どもたちが、麹町中学に来るのだそうだ。
なので、その子どもたちのリハビリに1年から1年半くらいかかるのだという。
つまりクラスで心理的安全状態が得られるのに中2の半ばくらいまでかかってしまうようだ。
たまたま麹町中学や同様の教育方針の中学校に入れた子どもたちは、
救われるのかもしれないが、
普通の中学に入ったらまた同じような心理的安全性がない学校で、
とても大切な思春期の時期を過ごすのかと思うといたたまれない気持ちになった。
そうなると、やはり保護者である親御さんの考えが変わる必要があると思った。
親御さんの考えを変えるには、
出る杭やレアキャラやヘンタイ、
つまり、ひとりひとりが違って、それぞれがイイカンジで生きていくことが、社会で役に立ち、世界を変えて、幸せになれるということを理解してもらう必要があると思ったのです。
そのためには、いま世界でイイカンジに活躍している人の親御さんを表彰させてもらい、
どのようにしてお子さんを育てたのかを語っていただき、
多くの親御さんに知っていただく機会をつくりたいと思い、
真のママ・パパアワード
を実現するために、
今週末8月17日(土)17:30~上馬地区会館で開催する「せたコン」でプレゼンをさせてもらいます(^-^)/
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
ぼくたち生きとし生けるものにとって、少しでも心理的安全性がある世界を増やしたいと思っています(^∧^)
P.S.
それから英語では出る杭は打たれると同様のことわざはないらしいですヽ(´ー`)ノ もしもあったら教えてくださいん(^∧^)