滋賀県甲賀市の「やまなみ工房」の展覧会とドキュメンタリー映画の上映がほぼ日のTOBICHI2で開催されるというほぼ日の記事を読んでとても行きたくなったので、必ず行く!
この「やまなみ工房」のドキュメンタリー番組を以前に見たことがあって、印象に残っていたので、なおさらだと思います。
「やまなみ工房」は、元々はごく一般的な下請けの内職的な仕事をする障がい者作業所施設だったようなのですが、そのような下請け仕事が苦手な人が、隅っこで好きなように好きなものをつくっていたのがNYタイムズで紹介されたり、アートディレクターの笠谷圭見さんという方が映画化にして紹介したりするようになって、アートとして評価されるようになり、価値が生まれてパリコレのファッションショーの洋服の柄として使われたり、アート作品として販売されたりするようになったそうです。
ほぼ日のインタビューの中で、山下完和施設長のお話が印象に残っています。以下、無断転載で申し訳ありません。
“そこで何が生まれているのか、
その先どんなふうにやっていこうかって、
何にも、考えてなくて。
みんながよろこぶことだけをしていたら、
こうなってしまいました。”
“はい、ぼくにできて
彼らにできないことがあるのと同じく、
彼らにできて、
ぼくたちには到底できないことも、
たくさんあると気づきました。”
なにも考えていなかったけれど、みんなが喜ぶことだけしていたらこうなった。というのがとてもイイカンジだなぁと思ったのです。
ぼくは「偶発的に生きる」という生き方をしたいと思っています。
つまり、作為的でない生き方をした方が人は幸せになれると思っているのです。
自分の直感を信じ、なにごとも受け入れて生きれば、人は喜んでくれることが多いと思います。
ぼくのところには「思いどおりにならない」という悩みを持った人がたくさん来られます。
その多くは自分がというよりも身近な人が自分の思ったとおりにならないことで悩んでおられます。
ご家族、会社の人たち、自分が好きな人etc.
思いを持たずに、身辺を身ぎれいにして、笑顔を大切に、あたりまえのことに感謝の気持ちを感じて、なにごとも受け入れて生きていけば、人から喜ばれるようになり、自ずと道は開けてくると思います。
まあ、とはいえ、これは最初の一歩目がとくに「言うは易く行うは難し」だと思っちゃうのですが、やせ我慢しつつ、ビビリながら、ガクブルしながらでも、恐る恐る小さなことからでもやってみると、耐性がついてきて少しずつやれるようになると自信がついてきて、さらにやれるようになってくると思います。
ぼくもまだまだこれからなので、毎日一歩一歩積み重ねて生きます。
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
お天気が優れない日が続き、お天道さまが懐かしいですが、晴れたら晴れたで数日もたてば暑い暑いと…、これが人間なのでしょうね。
ハバナイスデー(^▽^)/~
連載「心が芸術をうみだしている」連動企画 「地蔵とリビドー」展 会期:7月18日(木)~28日(日)時間:11時~19時※会期中無休 会場:TOBICHI2 住所:東京都港区南青山4-28-26 MAP 料金:無料
同じ日程と場所で「地蔵とリビドー」上映会があるそうです。時間は19時30分~20時30分の1日1回上映で料金1000円で「正己地蔵」1体がいただけるそうです(゚∀゚*)ノ 嬉しいですよね(^ー^)v