先日は、知窓学舎の矢萩 邦彦さんの~ 今、小学生に必要な学びとは? (大学入試改革を見据えた学びの現在地)~ という講演のみならずワークショップも兼ねたような講座に参加させていただきました。
矢萩さんの講演会に参加させていただくのは2回目ですが、毎回もうとくにかく情報収集力と分析力が凄まじく、その根底には矢萩さんとしての倫理観に満ちていると思います。
印象に残ったこととしては、
矢萩さんと学校の先生と生徒での3者面談を行っている!
以前は学校の先生から断られていたけれど、最近はできるようになってきたということです。
社会全体が『予備校化』している!
情報過多による「未来への不安感」や「過去からの欠乏感」などから不安解消のために、予備校化されたシステムにすがるようになってしまい、「今ココ」を見失っているというお話し。
今を犠牲にしないで「今ココ」に生きよう!
今を犠牲にして「近未来」のための活動をしても、もはや誰も将来を保証してくれない。
興味開発と能力開発は両輪だというお話し。
興味開発 楽しいからもっと知りたい!できるようになりたい!
能力開発 できるようになったら楽しくなってきた!
つまり、なにかに興味をもったとしても雑学で終わらせるのではなく、大人が適切に導いてあげることによって、それを勉強、生活、仕事に生かせるようにしていきましょう!
ということで、とても具体的で適切であり、親切だとも思います!
さらに、この親や教師などの大人たちの固定観念や既成概念による「未来への不安感」や「過去からの欠乏感」によって、
教育虐待が生じてしまう危険性がある!ということです。
無干渉(ネグレクト)⇐民主的な対話⇒ 過干渉(教育虐待)
という構造になっている。
過干渉による教育虐待は保護者のプライドやコンプレックスから生じている。
子どもは自分とは違うし、時代も環境も違う!ので、常に自己言及をしてバランスをとる必要がある。
それぞれの子どもにとって「今」必要なことは、同級生と同じとは限らない。
受験や合格を目的としてしまわない。
学歴や偏差値は人生を保証してくれるわけではない。
…とおっしゃっていました!
また、矢萩さんのYahoo!ニュースの『中学受験による「教育虐待」を防ぐために』という記事がバズったことで、昨日の『サンデー・ジャポン』で実践教育ジャーナリスト・知窓学舎の塾長の矢萩さんとして取材をされていました。
さすが矢萩さんは大局観はあるし緻密な方だなあと改めて敬服しました!
また、写真を一緒に撮りたいとおっしゃってくださったのも矢萩さんで、さらに、寛大でユーモアのセンスも兼ね備えた方なんだなぁとさらに好印象がアップしてしまいました(*゚▽゚*)
ぼくなんかはざっくりとしかものごとを捉えられないので、
信じて、慈愛の気持ちで見守る。(結果がでなくても信じ続ける)
とにかく肯定的に生きる。
感謝の気持ちですべてを受け入れる。
これくらいだけを大切にして生きいればOKなんじゃないかと思っていますが、
これだと、意味がわからなかったり、ちゃんと伝わらなかったり、頭ではわかってはいるけれど、本当に大丈夫ですか!?
みたいなことになることも少なからずあると思うので、矢萩さんみたいに具体的に親切に適切に導いてくれる人が必要なのだと思っています。
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
ぼくたち生きとし生けるものにとって、今ココにイイカンジでありますように(^∧^)