最近、小林正観さんのご本ばかり読んでいます。
なんだかこの小林正観さんという方の考え方が今の自分に合っている気がします。
すでに2011年10月12日に他界されているので、もう直接お目にかかったりお話しをきくことはできないので、本を読ませてもらうしかありません。
「き・く・あ」(競わない・較べない・争わない)
闘ったり、較べたり、競い合ったり、人よりぬきん出たり……、そうすれば幸せがくると誤解しているんですね。
使命感や正義感に溢れ、それを声高に振り回す……、そういう構図はこの国の至る所に充満していますね。
使命感や正義感はとかく他人を糾弾するからです。使命感が争いと憎しみと敵をつくることが多いのです。
でもたった一つ、方法があります。「自分が太陽になる」ことです。
正観,小林正観;松生,山平松生.宇宙方程式の研究:小林正観の不思議な世界.Fuunsha.Kindle版.
人は自分がいて、自分の考えがあって行動をしています。
ぼくは自分と違う考え方や行動をしている人のことを、できるだけ認められる人でありたいと思っています。
いろんな考え方の人達がいて、自分の考えがあって行動をしているのが良いと言っておきながら、
たまに自分と違う考えの人と口論したりすることもあります。
そういう状況を後で振り返ってみるときに、
ぼくや相手の人が心底大切だと思っていることはなんなのか!?ということを伝え合いたいなと思うのです。
心底大切だと思っていることを実現するために、
やむを得ず、相手のことを否定してしまったり、比較してしまったり、競い合ったりしてしまうのだと思うからです。
あんがい冷静になって確認し合ってみると心底大切にしたいことは同じだったりするのです。
それを実現しようとする方法論が違っていたりするだけなんだということが少なくないと思います。
また時間が足りなくてお互いのことがわかり合えない場合も少なからずあると思います。
それは忙しいからでもあると思います。
にもかかわらず、人は忙しくないとダメだ!価値がないと思っていたりもします。
求められないとダメだと思っていたりもします。
ただ、そのまま、あるがままで良いのに、忙しくなかったり、求められたりしないと不安になります。
それは、いまの世の中の空気がそうさせてしまうのだと思います。
その空気を変えるには、いろんな考え方の人や団体などがあって、お互いに認めあえる関係になれればいいのだと思います。
この春に立ち上げた一般社団法人マナビダイスキでは、こういうことを大切にしている人達が応援し合える場でありたいと思っています。
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
ぼくたち生きとし生けるものにとって、今日のような嵐の日でも心は太陽でありたいですね!