善悪っていったいどういうことなのだろうと思います。
人の命をうばったり(殺人)、
人をだましたり(詐欺)、
人のものを盗んだり(窃盗、強盗)、
人のマネ(知的財産権侵害)をすることは、
悪だといわれています。
ぼく自身も当事者として、最愛の妻のひだまりの命をうばわれたりしたらメチャクチャムカツクと思うし、
親戚が危うく振り込め詐欺に騙されそうになったこともありますから、
自分自身も含めてもちろん身近で発生したらもの凄く不愉快な気持ちになると思います。
振り込め詐欺をはじめとした特殊詐欺に騙された人は、
実の子どもをはじめとした家族から酷く責められることが少なくないそうです。
そんなことだから…。
なんてことしてくれたんだ!
なんてバカなんだ!
などと騙されたお父さんやお母さんを責めて孤立させて、
自責の念で自死される方もいるそうです。
わが子のことをもの凄く心配して、思わず虎の子の大金を支払った優しさには目もくれずです。
本当に愛し合っている親子なら、
まずは、
そんなに心配してくれたんだ!どうもありがとう!
だと思うのです。
自分自身も当事者になったときに開口一番、
お母さん!そんなにまで心配してくれてどうもありがとう!
と言えるだろうか…、
自信はありませんが、
そう言えるような自分でありたいと思います。
ぼくと母の間の見えない心理的な壁を取り除いていきたいと思います。
世の中というのは、犯罪に対する印象も、状況が違えばまったく異なることがあると思っています。
世界中の富は、世界で最も裕福な26人は、世界人口のうち所得の低い約半数の38億人の資産とほぼ同じ額の富を握っているというニュースがありました。
仮に『ルパン三世』とか『ねずみ小僧』のリアル版のような世界的な特殊詐欺組織があったとして、
その26人の富の1/10を騙しとって、
最貧の人達に配ったら、
世界の人達はこの特殊詐欺組織をどう思うでしょうか!?
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
ぼくたち生きとし生けるものにとって、今日もありがたくいろんな疑問を感じられますように(^∧^)