昨日はぼくも少しだけ運営にも関わっている「自然経営研究会」のマンスリーカンファレンスでした!
ゲストスピーカーは、7万部のベストセラーを続ける『ティール組織』の解説者として著名な嘉村賢州さんでした!
賢州さんとトークの相手は、自然経営研究会の良心ある実務派の山田裕嗣さん!
武井浩三さんがいなかったら「自然経営研究会」ははじまらなかったけれど、山田裕嗣さんがいなかったら「自然経営研究会」は続いていない気がする人と思っている人です!
昨日は、賢州さんがとても理解しやすくイイカンジに語られ、さらに山田さんがイイカンジにつっこみを入れたティールについてのいろんなお話しが、結果的にかなり自分の会社グループに当てはまっているかもしれないと思いました。
とはいえ、ぼくはとっても自分の都合の良いように勘違いしやすい人なので、勘違いしていることが少なからずあると思いますが、その勘違いも含めて書いてみました。
例えば…、
『ティールは目指すものじゃない!』
ぼくは、そもそもティールもホラクラシーも全然知らなかったし、全然目指していませんでした。
きっかけは自分が社長やっていることがこの会社にとってもっともデメリットだと気づいたので、既存事業を2つの子会社に分けて、担当取締役に社長をやってもらうことにしました。
数日前のブログでも書きましたが、
その後、そもそも人として未熟なので、ビビリながらやせ我慢しながらも、極力任せきることに注力してきました。
子会社化して半年~1年くらいは毎週集まってMTGしていました。
2年目からは隔週になりました。
それも次第にほとんどビデオ会議になりました。
その後、2社の内1社が経営危機に陥りました。
求められたのでアドバイスをしました。
原因追求や犯人捜しなどはせずに、どうしたらこの最悪な状況を改善できるかという一点に注力して、極力肯定的な発言に努めました。
信じているので必ず再建できると念仏のように伝え続けました。
求められたのでお金もできるだけ貸しました。もう1社の子会社も同様に貸しました。
求められたので人や会社も紹介しました。
判断は常に全面的に委ねました。
すると1年くらいでみごとにV字回復しました!
いまは各自のフィーもオープンだし、働いている人達の中には他に自分の会社を経営しながら、うちの子会社の仕事をしている人もそれなりにいたりして、自然に働きと金銭的な相互相場観ができていてバランスをとりあっているようです。
『ティール組織の先にぼくが描いている世界』として組織を超えた生態系のようなコミュニティになっていく
信頼できる同業他社どうしで、お互いの得手不得手を活かし、刺激し合い、アイデアを出し合い、共助し合えるようなコミュニティというか協業グループみたいなものをつくってみたらどうかな!?とアドバイスをしたら、
いつのまにイイカンジのグループをつくって人や仕事やアイデアが循環しているようです。
今日書いた話は子会社2社の内1社の話しですが、もう1社もアプローチの仕方は違えど、フィーもオープンだし、イイカンジで信頼関係を築き、信頼しあい、お互いの長所を活かし合える協業他社と独自のビジネスモデルを築きつつあり、とてもイイカンジに成長しているように感じます。
ぼくのなんでも良いように解釈したり捉えてしまう性格故の勘違いだと思いますが、自然とティールの先っぽくというか、自然経営的になっていっているように思います。
もう本当にありがたい気持ちでいっぱいなのであります(^∧^)
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
ぼくたち生きとし生けるものにとって今日も信頼し合える一日でありますように(*゚▽゚*)