昨日のブログでは著作権侵害とかパワハラとかモラハラの話を書いて、相手の立場、つまり自分の主張とは逆の立場で正当性を主張するディベートをやる、カジュアルにプレイする!?と、自分が主張していたことの問題点とか課題がハッキリと見えてきて、深い学びが得られて良いんじゃないか的なことを書かせていただきましたが、
当時、そんなときに目の前に彗星のように現れたのが、後に任天堂の社長になる故岩田聡さんでした。
岩田さんは当時いったん倒産した再建中の会社の社長を引き受けていました。その後岩田さんが計画どおりに立派に再建して、いまも活躍しているハル研究所というゲーム開発会社の社長さんでした!
実は岩田さんとはその前にお目にかかったことは何度かあったのですが、ぼくがちゃんとお仕事でお付き合いをさせていただくようになったのは、正に再建まっただ中の会社の社長さんの頃でした。
当時、岩田さんとのお付き合いの中で多々驚かされ、多くの学びや気づきがあったのですが、
再建中で、決して資金繰りが楽な状況ではない中においてでさえ、高価なアプリケーションソフトの利用について、きわめて厳重に著作権侵害をしないように細心の注意をはらって運用をされていたことをよく覚えています!
省みて、自分の会社ではいけないと思いながらも、違法コピーのアプリケーションソフト使用を容認していました。
ぼくは岩田さんに、
「どうしてそこまで厳重に著作権を遵守することにこだわるのですか!?」
と質問したことがあったのですが、
『それは、自分達も著作権を元にビジネスをしているからです。自分達がつくったソフトの著作権が侵害されたらいやでしょう!?』
確かに、まさにそのとおりなのです。
自分の行いはひるがえって必ず自分に戻ってくるのですね!
まさにそのとおりになっていると思います。
岩田さんは後に任天堂の社長に抜擢され、数々の業績を残されました。
偉大な人は偉大だと思われる前からすでに偉大なのです!
では、岩田さんはどうやって不正を排除していったのか!?
あるときに決意して、少しずつ違法コピーしたアプリケーションソフトを排除して正規のソフトだけを使うようにしていったのだったと記憶しています。(実はここは少しうろ覚えなのです(^0^;)ゴメンナサイ<(_ _)>)
今では違法コピーしたアプリケーションソフトを使うのが技術的に難しくなっていたり、ネットを通じて毎月少しづつ使用料を支払うサブスクリプションモデルに変わっているので、ほとんどの会社が正規のアプリケーションソフトを使うようになっていると思います。
再建中で資金繰りも厳しい会社であったとしても、自分達も含めた著作権者への誠意を完璧にはたす岩田さんの仕事の進め方からは、本当に多くのことを学ばせていただきました。
日々の小さな努力や積み重ねが大きな成果に結びつくのだと信じています!
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
岩田さんの傍らで多くのことを学んでも、ほとんど実行できなかったぼくですが、岩田さんから極まれーに自由すぎるプランニングのことで、感心というか驚いたりしていただいたことがありました。
今うんちマンとして生きているのも自明の理なのかもしれませんねヽ(´ー`)ノ
今日もハバナイスデー(^▽^)/~
P.S.
岩田さん、本当にたくさんのことを教えてくださり、どうもありがとうございました。今年もまたお墓参りに行きたいと思っています。