芯を食った!?、もしくは真のモチベーションとは、原体験から生まれ出ずるものかもしれません。
多くの場合、それはトラウマに近い原体験なのだと思います。
とても辛い思いをした。悲しかった。くやしかった。怒りを覚えた。という原体験が人になにかを実現しなければと思わせる原動力になるのだろうと思います。
だからこそ同じような思いをさせたくない!
より良い状況をつくりたい!
とつながっていくのだと思います!
ところが、そういう原体験とは関係なく勝手にどんどん自分のやりたいことをやっていく人もいます。
もしかしたら、なんらか原体験があるのかもしれませんが、あまり原体験などの話しはしません。
そういう人の場合やはり現場に頻繁に出て、頻繁に当事者に会って話をきいたり、一緒になにかをしたりしているのだと思います。
当事者とは、
ビジネスなら顧客。
それ以外なら、仕事の対象者ということになるでしょうか?
そういう意味では一人でもの作りをしている人はスゴいと思います。
ぼくは元々は美大で絵を描いていましたが、一人で延々と自分の絵に向き合っているのは、すなわち自分と向き合うことになり、自分の才能のなさにも向き合うことになるので、とても辛かった記憶があります。
3年になると、絵画、版画、陶芸と専攻を選ぶことになるのですが、中では版画がグラフィカルというかライトな印象があったので、版画を選びました。
版画はそういう意味ではちょうど良いあんばいでした。
ぼくはリトグラフという版画をつくっていたのですが、
ひとりでどういう絵を描くかという原案をたくさん考えて、その中から実際に作品にする案を選んで、版画の版をつくります。
プレス機がある大学のアトリエにいくと他の学生も何人かいて、おしゃべりをしながら製版をしたり、プレス機を使って版画を刷っていました。
自宅では孤独に集中し、
アトリエではおしゃべりをして気持ちを発散したり、友達の話をきいて情報収集をしたりしていました。
※リトグラフ(石版画)いまのオフセット印刷の原型の技術となった版画の技法。昔は石だったらしいですが、いまは石ではなく、ぼくは専用のペラペラのアルミ板6枚~8枚くらいの版を使った多色刷りの版画をつくっていました。
いまは「学び2.0実現委員会」で「学びの自由化」を実現するために、
毎日のように、当事者である子どもや学びに携わる人たちに会って、なにに困っているのか?どうしたいのか?をきくようにしています!
家に帰ってそれを受けてどうすれば良いのかを考え、「学び2.0実現委員会」の仲間達とチャットで意見交換をしたり、2週に1回くらいのペースで半日くらい使って、実現したいことのプランを詰めています。
顧客や当事者の人と会って、孤独に考えて、仲間と相談をして、月1の「せたコン」でプレゼンしてブレストして、アイデアをいただいたり、さらに仲間を増やしたりもしています。
おかげさまでとても充実した毎日で感謝感謝です(^∧^)
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
今日もハバナイスデー(^▽^)/~