「自分を知る」ということ

ぼくたち人間にとって「自分を知る」とか「自分を見つめる」ということは、とても難しいことだと思います。

 

自分のことをもっとも客観的に見れないというか考えられないのが人間だと思います。

 

なので、ぼくたち人間は、人間どうしをくらべるしくみを作って、人間どうしをさまざまな軸でくらべることで、優劣を決めたり、順位を決めたりして、それに応じて対価や報酬を支払ったり、栄誉を讃えたりしています。

 

それは多くの場合、いまのというかこれまでの社会生活をおくる上で便利な評価軸でくらべられてきたのだと思います。

 

 

反面、とくに劣等感の強い人に対して、

 

自分と人とくらべるよりも自分と過去の自分をくらべる方が良いぞという考え方もあります。

 

また、自分と人とくらべることによって「怒り」や「恐れ」にとらわれてしまい、

 

人が決めた評価軸の流れの中で(これをメインストリームというのかな(^0^;))勉強や仕事をがむしゃらにしていると、本当は自分が何をしたいのか?なにをしたかったのか?がわからなくなってしまう人も少なからずいるみたいです。

 

ぼくにも自分と人を強くくらべてしまう時期がありましたし、いまでもそういう面もあると思います。

 

 

そこから「本当の自分」!?(えぇっ!?それってなに?)を知るための方法として、

 

大きくは2方向の取り組みがあると思います。

 

 

1.自分で自分を客観視できるようになるトレーニング

 

これがヨガや瞑想、内省などのマインドフルネスといわれている方法

 

 

2.人との対話から自分を客観視できるようになるトレーニング

 

カウンセラーやコーチ、メンターなどの第三者からフィードバックしてもらう方法

 

 

このどちらを選ぶのかについては、自分の好みもあると思いますし、

 

2.の場合は相手との相性などもあると思います。

 

最近の例だと、コーチとしては、全米オープンで優勝した大坂なおみさんのコーチとの相性やコーチの素晴らしさが話題になっている反面、日本のスポーツ業界ではコーチや監督などのパワハラが問題視されていたりもします。

 

これも「怒り」や「恐れ」のパワーからの一時的な突出したエネルギーよりも、

 

「自分を知る」ことで本来の自分のパワーを最大限に発揮するという方がイイカンジだよね!?

 

というパラダイム(お手本)が転換しかかっているのだろうと思っています。

 

これは、企業経営にも教育にもその影響がでていて、いずれは政治にもその影響がでてくるだろうと思います。

 

 

あらゆることの入口や始まりが「自分を知る」です!

 

それは一度知ったような気になってもなんども知りなおす必要がでてきますが、

 

いずれにしても子どもの頃や若い頃から「自分を知る」トレーニングをはじめて、自律的な人間になった方がこれからの社会では生きやすく、自分の幸せを知ることへの近道になるでしょう。

 

 

 

今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

 

ぼくたち人間にとって早くちゃんと「自分を知る」ことができますように(^∧^)