欠けたり、サビたりする心。

「学び2.0」プロジェクトをはじめてから、自然に以前より多くの情報に触れるようになったと思うし「学」や「教」や「育」という視点で、以前から知っていたつもりになっているモノゴトを見直すようになっていると思います。

 

そして、「心は欠けたり」、「サビたり」するのだということを再認識したり、知ったりするようになりました。

 

 

最近、知り合って「学びの自由化」について意気投合させていただいている安藤塾の塾長であり全国学習塾協会の会長でもある安藤大作さんの著書『「欠けた心」の磨き方』には、どんな心も3歳くらいまでの間におおむね欠けるのだと書かれています。

 

この『欠けた心』というのは一般的にいわれている『愛着障害』とオーバーラップする部分が大きいと思います。

 

欠けた心を埋めようとして、自分なりに考えたキャラクターを演ずることになり、それが心のコブになってしまうといいます。

 

さらに、安藤さんはイラッとしたとき、つまり「心のコブ」や「愛着障害」の影響がでたときが、自分を知るチャンスだとも書かれていて、これって「イラチャン」のことですよね!?

 

そのイラッときたときにノートにどうしてそのときにイラッとしたのかを書くと良いというのです。

 

知り合いのベストセラー作家であり、企業経営を支援している赤羽雄二さんも同じような考えで『愛着障害』を深刻な社会問題だとして、克服するには彼の著書『0秒思考』にもあるように“A4の紙に1件1ページを1分以内にさっと書く”と良いとのことです。

 

『欠けた心』や『愛着障害』がぼくたち人間の創造性や生産性に大きな悪影響をもたらしていることは必至でしょう!

 

 

また、以前にも書かせていただきましたが企業経営者の佐藤航陽さんは著書の『お金2.0』の中で、日本の小中学校の教育では、やりたいことではなくやらなければならないことばかりをつづけているうちに、自分がなにに興味を持っていたのか!?なにに熱中していたのか!?なにをしたかったのか!?などの情熱の源泉ががわからなくなってしまうと書かれていて、これを『心がサビる』とい表現しているそうです。

 

大人にも子どもにも大きな問題である「欠けたり、サビたりする心」を改善するためにも「学び2.0」プロジェクトでは、「学びの自由化プラットフォーム」をつくることを最大のミッションにしています!

 

 

 

 

 

今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

ぼくたち人間にとって今日も「欠けた心」や「サビた心」を磨きつづけられますように!