昨日のブログのつづきです。主に教育に関することについて書かせていただいています。
フィンランドのタンペレに奥さんと4才と0才のお子さんと一緒に在住の友人ゲーさんことYoshi Kosugeさんにききました。
フィンランド人の親は辛抱強く子どもに理由を説明する
彼がいうには、フィンランドの親は子供に対して『ダメ!』、『あぶない!』、『コラー!』などと一方的に叱るのではなく、
なぜそれをするといけないのか?
こういう危険があるから、
人に迷惑がかかるから、
などということを子どもが納得するまで、辛抱強く、丁寧に教えきかせるそうです。
日本人の親がそれをあまりできていないのだとしたら、それは、やはり日本人が忙しすぎて、時間に追われているからだろうということでした。
「学び2.0」の仲間のジョージの子どもにどんな学校だったら行きたいかをきいてもらったら、
「叱られない学校」という意見がありました。
フィンランド人は人を評価しない
ゲーさんは日本人にくらべるとフィンランド人は人のことを評価しない傾向が強いということでした。
例えば、身体的特徴を評価しない!
つまり、人の身体的特徴をチビ!デブ!ハゲ!などといわないし、
逆にきれい!カワイイ!カッコイイー!などとほめたりもあまりしないということでした。
とはいえフィンランドの???と思うところもある
こどもをあまり叱らないので、こども達が騒がしい気がする。
日本ほど至れり尽くせりのサービスはない。むしろ日本は気にしすぎるし、お客の要求が高すぎる!ゲーさんは日本にいるとき世界的な大手通販会社で働いていたのですが、日本人のクレームがダントツ多かったそうです。
ビジネスにおいても日本ほどメールのレスポンスなどは早くないとのことでした。
コネクション社会であり、コネクションのあるなしが大きく関係する。
日本のいいところもたくさんある etc.
これについてはメールのレスポンスが早いとか、サービスが行き届いているなどのことなのですが、そのために忙しすぎて、時間に追われ、ストレスフルになるのはいかがなものか!?ということでした。
フィンランドは、極北の地で、寒く、天候もすぐれず、居住可能な土地も少なく、人口は540万人しかなく、フィンランド語は難解で、ロシアの脅威にもさらされています。
だからこそ優秀な人材こそが国を支えてくれるということで、教育にとても力を入れており、先生の質をあげるために小中学校の先生になるには大学院卒(修士号取得)が必須だそうです。
学校ではイジメもあるみたいですが、ゲーム等を駆使してイジメもなくそうと創意工夫をしているようです。
ぼくたちの国日本も、国際化、人口減少、労働人口の減少、地域の過疎化、少子高齢化が進む中で、国内外で活躍できる人材を増やすことが本当に必須だと思います。
「学び2.0」の構想を実現して日本だけでなく人類に貢献できる人材を増やすお手伝いがしたいと思っています!
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
ぼくたち人間にとって今日も学び多き一日でありますように(*゚▽゚*)