ぼくは一応美大出身で
当時は若気の至りで
「労働は才能のない人たちがすること」
だと思い込んでいたので
就職するなどという考えは毛頭なく
大学院へ進学した。
今思えば美大で大学院に行くという
非生産的とも思える行為を
両親はよく許してくれたと思う。
しかもぼくは就職しやすい
デザイン科ではなく
絵画科版画先行だった。
さらにぼくは
父から言われたことの中で
いまだに唯一記憶に残っている言葉は
『金のために絵を描く必要はないぞ』
というひとことだ。
当時のぼくは
ファインアートにも
マーケティングが必要だろうと考え
マーケティングの本や雑誌などを読みながら、
どういう絵を描けば
より多くの人から興味を持たれ
好まれる絵が描けるのか!?
などという考えにおちいり
実行に移し試行錯誤を繰り返し
そのトライアンドエラーが功を奏して
大きな賞を受賞したりしていました。
当時の絵の描き方も
以下のような行程を経て
描いていました。
気になったり、
これから流行りそうな
事象や単語などを
常にメモしておく。
さらにそれらのメモから
ピックアップした言葉から
ビジュアルイメージを思い浮かべ、
ラフスケッチを大量に描く。
その中から
気に入ったラフスケッチで
自分のつたない画力でも
なんとか描けそうな絵を
画力がないので
苦労して完成させる!
なのでいつも誰かに
自分の考えた絵を具現化して欲しい
誰か絵の上手い人に
かわりに描いて欲しいと
思っていた。
こう書き進んでいくと
「ブログの形式…ついビジュアルから入る」
と書いてみたものの
なんだやっぱり言語的な発想から
ビジュアルをイメージするんじゃないか!?
と思ってしまった。
つまりぼくは文章力がつたないので
ついビジュアルで補完したくなる
性癖なんだな!?
と思うのであった。
このブログそのものも
トライアンドエラーして、
ここまで書いてみてはじめて
自分のことが客観視できるという
ことなんだなぁ。
ということを学んだ気がする。
ということで、
なにかを思いついたら
まずやってみて
それからふり返り
やってみたことを
今後の自分にどう行かしていったら良いか考え
修正したり、改善したり
もしくはまったく別のアプローチに変更して
また次のアクションに進む!
ということを
ぼくは自分の人生として
繰り返しているのだろう。
ということが理解できました。
ブログを毎日書き始めて
まだ2ヶ月半ですが、
毎日ブログを書くことの
効用のひとつが
なんとなくわかったような気がします。
つまり思考を言語化することで
自分自身を客観視できる。
ということを体感できる。
ということなんだろうと思うので、
もっと短くても良いので
オススメの習慣だと思います!
こういうぼくの文章が
なんらかみなさんのお役に立ったりすることがあれば幸いです。
今日も読んでくださってありがとうございました。
今日も昨日よりもっと素敵な一日になりますように(^ー^)v