さて、前回まで愛着障害のことを説明したり、
愛着障害を緩和したり、
予防したりするための
ファミリーチームビルディングについても
書かせていただきました!
自分や自分のこどもや兄弟、
会社の上司や同僚などが、
愛着障害なのかどうかが
気になる人もかなりいると思います。
当初このブログを書いたときのリンク先ページがなくなったので、
別の愛着診断ページのリンクにはりかえます。
愛着スタイル診断(参考文献:「" 一般他者" を想定した愛着スタイル尺度の信頼性と妥当性の検討」)
ですので、以降の文章も一部修正する必要がありますが、少しお待ちいただければ助かります。
これをまとめてくれている
WEBページがあったので、
目安にはなると思うので、
チェックしてみるといいかも知れません。
愛着スタイルのチェックはいかがでしたか?
・安定型(自律)
・とらわれ型(不安型)
・拒絶型(回避)
・恐れ型(回避)
詳しい説明はコチラのページにあります!
どの愛着スタイルも
個性と言えば個性ですが、
安定型以外のタイプの方は、
なんらかの“生きつらさ”を
感じでいるのではないでしょうか?
この愛着スタイル診断で、
あてはまる項目が多い人は、
愛着障害である可能性が高いと
書かれていたと思います。
身近に愛着障害の当事者がいた身としては、
感情面にあてはまる項目が
かなり多いように感じました。
さて、このチェックリストで
自分をふくむ対象の人物が
愛着障害の可能性が高い
ということになった場合には、
前々回のブログで書いた以下のどれからでもトライしていけば多少なりとも改善は見られると思います。
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“ 愛着障害を緩和して自己肯定感を高める方法”
・母親以外でありのままの自分を全面的に受け入れてくれる相手(安全基地)を見つける
※“安全基地”を恋愛相手に求めることはかなり難易度が高いようです
・幼少時に負った心の傷を継続的に紙に書く
この方法は海外の研究結果でも
高い効果が証明されて
いるようですが、
過去の心の傷が
激しい感情となって押し寄せ、
精神的に収拾が
付かなくなってしまう場合も
あるようなので、
ぼくのオススメとしては
「ぼく、わたし」などの
一人称よりも、
「その子、彼、彼女、太郎、花子」など
のように三人称で書くこと。
さらにシナリオ形式で書くことで、
過去に心の傷を負った悲しい状況を
客観的に振りかえることが
できると思います。
・小さな成功体験を積み重ねる
・ポジティブに接してくれる人を増やす
・ネガティブな対応しかしてくれない人とは接しない
・バランスの良い食生活を心がける
・軽い有酸素運動をする
・自然や動物と親しむ機会を増やす
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自分が愛着障害だと
思った場合には、
それなりの自覚もあるわけですし
改善しようと覚悟を決めたならば
まだなんとかできる可能性は
高いと思います。
自分以外の身近な人間が
愛着障害の可能性が高い場合には、
本人にそのことを理解させ、
さらに改善に導くのは
非常に難しいと思います。
ぼくの場合もかなり難易度は高いと感じていました。
当時は姉が愛着障害だという認識はありませんでした。
恐らくアダルトチルドレンだろうとは思っていたのですが、
当時は愛着障害という言葉がまだいまほどはポピュラーでなかったように思います。
当時は、家族の人間関係の修復が自分のライフワークだという思いで取り組んでいたので、
自分なりに心理学、哲学、自己啓発、宗教、スピリチュアル系などまで含めてかなり勉強しました。
正直ぼくもまだ試行錯誤しつつでありますが、
愛着障害の予防と改善のために、
多くの家族のお役に立てるように、
ファミリーチームビルディングのワークショップ完成を目指して、
うんちマンだけによりいっそう踏ん張ってまいります!
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
今日も生きとし生けるものにとって最高の一日になりますように(≧∀≦)