“気持ちのヌメリ”をメンテする

キッチンのシンクの排水溝入口などは、

少し放っとくと、うっすらとヌメリがついてくる。

 

毎日使っていると必ずヌメリがつく。

それは、食器や野菜を洗ったり、

ほんの少し残ったスープやソースなんかも、

流したりするからだと思う。

 

少し前までは食卓をにぎわせ、

食卓を囲む人たちを笑顔にさせていた、

おいしそうな料理やお菓子。

 

ふと人も同じだと思った。

 

毎日生きているだけで知らないうちに

気落ちにヌメリがついてくるような気がする。

人を喜ばせたり、

役に立ったり、

お世話になったり、

助けられたりしつつも、

ふとしたときに“気持ちのヌメリ”に気がつくときがある。

 

自分の思ったようにいかないと、

なにげに人をうとましいと思ったり、

なんでこの人はこういう表現の仕方しかできないんだろう…と、

なんども心の中で反芻したりすることがある。

 

相手の人も良かれと思っていたり、

やむを得ずそうなってしまっていることは、

理解はできているものの、

 そんな風に思ってしまうことがある。

 

もしくは自分の力のなさや能力の足りなさに、

少し憂鬱になることもある。

 

そういう気持ちのヌメリをメンテナンスするために、

ヨガや瞑想をしたり、

呼吸法で気持ちを落ち着かせたり、

サンクスダイアリーをつけたり、

掃除や後片付けをしっかりしたりする。

 

思いがけない人から応援をしてもらったりすると嬉しくなるし、

なによりもうんちマンとして生きているだけで、

多くの人から微笑みかけられたり、

声をかけていただいたり、

写真を一緒に撮っていただいたりすることで、

また気を取り直して今を一所懸命に生きようと思う。

 

こんな自分だが、毎日が勉強であり、今このときが大切なのだと思う。

 

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

今日も最高の一日になりますように(^∧^)